Aピラー下部の三角窓
Golf5のAピラーは、剛性を出す為だと思われますが、幅広いつくりの為、ドライバーから見てやや死角が大きいですが、Golf7はそこが解消されており、とてもドライバーの安心感が高められていると感じました。
現在所有しているGolf5がどれほどの進化をとげているか体感したいです。10年以上前に発売されたGolf5はその完成度故に、走って楽しいコンパクトカーの王座を長らく明け渡さなかったと聞きます。
そんな高いハードルを越え誕生した7代目、現行モデルGolfをぜひ運転したいと思います。
今回TSI Highlineを試乗させていただきましたが、加速したい時に瞬時に希望の速度を出せるトルク感はやはり最新モデルならではと感じます。
DSGにより、圧倒的な早さのシフトアップでの運転ができ、ハンドルを握る楽しみを倍増させているようです。
走る喜びに加え、先進の安全装備が備わったことで、1度Golfの魅力を知ると、他のクルマにはなかなか乗り換える事が出来ないと思います。その位、Golfというクルマは作り込まれたクルマなのだと感じました。
特に長距離を走る時、ドライバーは前走車、対向車、歩行者などあらゆる状況に応じた運転が求められる為、多くのストレスにさらされます。ACCによる安全走行のサポートや、安定性の高い加速性能、制動、低燃費など、バランスのとれたこれらの走行性能は、ドライバーに負担となるストレスを軽減し、運転する楽しみを与え続けてくれる。
Golfにはそのようなクルマに求められる基本性能が過不足なく備わっていると思います。
前走車との車間距離を保ち追従走行する機能は、低速時、高速時とも、かなりドライバーの疲労度を軽減させることを実感できました。
何と言っても、前走車がブレーキを踏まずに減速した場合などに、ドライバーの判断よりも先にそこを感知し、車速をコントロールしてくれるのが追突事故等を防ぐこのACCの安全性能の重要な意義の1つなのだと感じます。
65km/h以上で車線のはみ出しを感知し、自動でステアリングを操作してくれる機能は、ドライバーの運転をサポートする意味で非常に有効だと感じました。
試乗した当初は65km/hより下のスピード域でも作動してほしいと感じましたが、ドライバーがこの機能に頼りすぎるのもかえって危険なのだと思い直しました。(完全に自動にするか、ドライバーに安全運転の意識づけをさせるのか、難しいところですが、65㎞/hの制限があった方がドライバーの為にはいいと判断。)
Golf5のAピラーは、剛性を出す為だと思われますが、幅広いつくりの為、ドライバーから見てやや死角が大きいですが、Golf7はそこが解消されており、とてもドライバーの安心感が高められていると感じました。
「Volkswagenのある生活」をテーマにした写真を撮影いただきました。